活用例 · お金 · 2026-08-03 更新

クルマを持つ費用

最大の費用は、現金が出ていかないので数えていなかった。 年あたりに揃えて並べ直したら順位が入れ替わったので、メモしておく。

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初期値(300万円の車を7年乗って80万円で売る・年8,000km)だと、実質は 年86.9万円=月7.2万円。現金だけ見れば月4.6万円だが、それは7年で 220万円ぶんの価値が消えていることを数えていない数字。打ち込んだ数字はブラウザの中だけで完結する (サーバーが無いので送信されない → プライバシーポリシー)。

このボードの考え方

クルマの費用は周期がバラバラだ。自動車税は毎年、車検は2年ごと、 タイヤは4〜5年ごと、燃料は走った距離ぶん。そのままでは足せないので、 全部を「年あたり」に揃えてから比べる。ボードは4列にした。

現金で出ていく維持費は年55.5万円。ところが減価は年31.4万円で、 税・保険・駐車場の合計(28.6万円)を上回る。いちばん大きいのに、通帳には出てこない。

見落としがちな費目

ただし網羅ではない。「あ、これもあった」で出てきたぶんを並べただけなので、 抜けはある。読んでいて「うちだと◯◯もあるな」が浮かんだら、そっちのほうが大事。

金額は普通車(1.5L前後)・年8,000km・7年保有の目安(2026年8月時点)。 軽自動車は税・車検・保険が一段安くなる。

クルマの費用で数え落とされるもの
費目 目安 なぜ漏れるか
減価(買値と売値の差) 年31万円
(300万→80万・7年)
最大の費用でありながら、現金が出ていかないので家計簿に一度も現れない。車種選びで最も効くのはここ。
駐車場代 月5,000〜40,000円 都市部ではこれ単体で他の維持費すべてを上回る。年額にすると数十万円で、保有の可否を決める最大要因になりうる。
タイヤ交換 4〜15万円/4〜5年 溝が残っていてもゴムは劣化する。走行距離が少なくても交換時期が来る。積雪地はスタッドレスがもう一組+履き替え工賃+保管料。
オプション・付属品 10〜50万円 ナビ、ドラレコ、ETC、マット、コーティング。見積書で本体価格と別欄なので、予算を本体価格だけで組むと必ずはみ出す。
登録・納車の諸費用 5〜15万円 車庫証明、登録手続き、納車費用。法定費用そのものは安く、大半は代行手数料。
購入時の税(環境性能割・重量税・自賠責) 5〜15万円 新車は重量税と自賠責を最初の車検までの3年ぶんまとめて払う。
出先の駐車場代 月1,000〜8,000円 1回数百円なので家計簿では「雑費」に紛れ、クルマの費用として数えられないまま積み上がる。
バッテリー交換 1〜4万円/4年 突然上がるので予定外の出費になる。アイドリングストップ車やハイブリッドの補機バッテリーは高い。
故障・修理 読めない 新車保証が切れる頃から現実になる。エアコン、オルタネーター、足回りは1回10万円規模。年数が経つほど「壊れない前提の維持費」が外れる。
事故のときの自己負担 免責5〜10万円+保険料増 車両保険を使うと等級が3つ下がり、その後3年ほど保険料が上がる。「保険で直せる」は無料ではない
残価設定クレジットの精算 契約による 月々が安く見えるが、最終回に一括・再ローン・返却の選択が来る。返却時は走行距離の超過分と傷の査定で追加請求になることがある。
リサイクル料金 7,000〜18,000円 額は小さいが見積書で見落とされがち。売却時に次の所有者から戻ってくる性質のお金。
13年超の重課 自動車税が約1割増 長く乗るほど得とは限らない。新車登録から13年を超えると自動車税・重量税が重課される。
洗車・コーティング 年5,000〜50,000円 店に頼むかどうかで幅が大きい。青空駐車だと頻度が上がる。

並べていて思ったのは、現金が動かない費用ほど数えられていないということ。 減価は口座から引かれないので気づかないが、手放すときにまとめて効く。軽自動車にしても 駐車場代と燃料代はほとんど変わらないので、都市部だと思ったほど差が出ない。

カーシェアと比べたいときは、実質の年額を1年に乗る回数で割る。年20回なら1回あたり 約4.3万円。カーシェアの1回の料金と並べれば、それで判断できる。

大きいものは上のボードに入れてある。抜けはまだあるはずなので、 「kakeru で開く」から自分のぶんを足す。というより、足すものが出てきた時点で このメモの役目は済んでいる。

条件を変えるとどう動くか


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