活用例 · お金 · 2026-08-08 更新

子どもの教育費

授業料が無償でも、毎月の引き落としは消えない。何が残るのか、分解してみた。

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初期値(公立中心・大学は私立文系・自宅通学)だと1人あたり1,015万円。 児童手当(18年で234万円)を引いても実質781万円。打ち込んだ数字は ブラウザの中だけで完結する(サーバーが無いので送信されない → プライバシーポリシー)。

このボードの考え方

教育費が読みにくいのは、期間の違う費目が混ざっているから。 そこで学校段階ごとに年数を掛けて、1人あたりの総額に揃えた。

構成比は大学46%・学校の外32%・小中16%・高校6%塾と習い事の合計(32%)は、高校3年間(6%)の5倍ある。 学校に払う額より、学校の外に払う額のほうが効いている。

見落としがちな費目

ただし網羅ではない。「あ、これもあった」で出てきたぶんを並べただけなので、 抜けはある。読んでいて「うちだと◯◯もあるな」が浮かんだら、そっちのほうが大事。

金額は子ども1人・公立中心の進路の目安(2026年8月時点)。 私立に進むか、大学で一人暮らしをするかで総額は数倍動く。支援制度は改定が 続いているので、進学の前年に最新の要件を確認。

「無償化」の外に残る費目(公立中心・子ども1人の目安)
費目 目安 なぜ漏れるか
滑り止めの入学金(辞退して捨てるぶん) 0〜40万円 本命の発表前に、併願校の入学金納入期限が来る。押さえるために払い、進学しなければ戻らない(授業料は返還されることが多い)。最も痛い見落とし。
受験料 5〜25万円 私立大学は1出願3万〜3.5万円。併願を重ねると20万円超。受験する前に出ていき、結果に関係なく戻らない。
一人暮らしの仕送り 月7〜15万円 学費と同じかそれ以上。加えて入居時の初期費用(家賃4〜6か月分)と家具家電が入学時に要る。自宅通学か下宿かは、進学先選び以上に総額を左右する。
塾・予備校 月1.5〜6万円 受験学年は講習費(夏期・冬期・直前)が別途かかり、年額では月謝の2倍近くに。学校教育費より塾のほうが高い時期がある。
部活動の費用 年2〜20万円 部によって桁が違う。ユニフォーム・道具・楽器、遠征の交通費と宿泊費、保護者会費。中学入学時点では読めないのに影響が大きい。
高校の入学時費用 5〜40万円 就学支援金の対象外。私立は入学金だけで20〜30万円、制服・指定鞄・体操着で10万円前後。合格発表から納入期限までが短く、現金で要る。
給食費 月0〜6,000円 無償化している自治体が増えているが地域差が大きい。引っ越しで変わる項目。
修学旅行・校外学習の積立 月2,000〜8,000円 数年かけて積み立てるので毎月の引き落としに紛れるが、合計では10万円規模。
学用品・教材・制服 年2〜10万円 公立でも授業料が無償なだけ。ドリル・副教材・書道や裁縫のセット・体操着・上履きは自己負担。入学年はランドセルや制服で一気に増える。
通学定期・交通費 月3,000〜20,000円 学区の外へ進学すると急に発生する。自転車通学でも駐輪場代と保険がかかる。
タブレット・PC・通信環境 0〜15万円 学校配布が基本だが、高校では自己負担で購入指定になることが多い。破損時の修理費も。
受験の交通費・宿泊費 0〜20万円 受験シーズンはホテルが埋まり高くなる。付き添う保護者ぶんも要る。
PTA会費・学級費 年3,000〜20,000円 額は小さいが、集金袋や引き落としで存在に気づきにくい。
奨学金(貸与型) — (子の借金になる) 給付型は返さなくてよいが、貸与型は子ども自身の借金として社会人生活の初めから返済が始まる。家計の穴埋めにする前に、返済の見通しを一緒に計算しておく。

並べていて分かったのは、無償化の対象が授業料・保育料の本体だけだということ。 給食費・教材費・制服・行事費・部活動費はそのまま残る。表がやたら長いのは、たぶんこれが理由。

大きいものは上のボードに入れてある。抜けはまだあるはずなので、 「kakeru で開く」から自分のぶんを足す。というより、足すものが出てきた時点で このメモの役目は済んでいる。

現金の山は3回来る

総額より効くのがタイミング。教育費は平らに出ていくのではなく、 短い納入期限のある現金として3回まとまって来る。

  1. 高校入学 — 入学金・制服・教材。合格発表から納入まで日がない
  2. 大学受験 — 受験料と滑り止めの入学金。 本命の発表を待たずに払う必要がある
  3. 大学入学 — 入学金+前期授業料、下宿するなら賃貸の初期費用と家具家電。 ここが最大の山

児童手当を使わずに貯めていれば18年で234万円(3歳未満は月1.5万円、そのあと高校生年代まで月1万円)になり、この3回の山にちょうど効く。 総額を貯める必要はなくて、効くのは山に間に合うかのほう。とくに大学入学時は 200〜300万円規模の現金が短期間で要る。

条件を変えるとどう動くか


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