活用例 · お金 · 2026-08-08 更新

葬儀とそのあとの費用

葬儀式そのものは総額の3分の1だった。残りは式の外側と、そのあとに続くぶん。

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このテーマだけは、必要になってから調べる時間がない。 搬送の依頼は亡くなった当日、式の内容は翌日には決めることになる。 比較の余地があるのは実質その前だけなので、事前に費目を知っていること自体が いちばん効く準備になる。だから先に並べておく。

初期値(会葬者30名)だと出ていく合計は259万円。香典と葬祭費を引いた 差し引きの負担は224万円。地域・宗派・お墓の有無で大きく変わるので、 とくに納骨・お墓の有無で100万円単位で動く。打ち込んだ数字はブラウザの中だけで完結する (サーバーが無いので送信されない → プライバシーポリシー)。

このボードの考え方

「葬儀一式◯万円」というプラン価格が実態と合わないのは、費用が4つの別々の 出どころに分かれているから。ボードもその4列にした。

構成比は葬儀式33%・宗教者22%・あとに続く31%・人数ぶん8%・香典返し6%式そのものは3分の1でしかない。「葬儀一式◯万円」を見比べても総額が 見えてこないのは、たぶんこれが理由。

見落としがちな費目

ただし網羅ではない。「あ、これもあった」で出てきたぶんを並べただけなので、 抜けはある。読んでいて「うちだと◯◯もあるな」が浮かんだら、そっちのほうが大事。

金額は会葬者30名程度の一般的な仏式の目安(2026年8月時点)。 家族葬や直葬なら式まわりは大きく下がるが、火葬・お布施・そのあとの費用は同じように出る。

「葬儀一式」に入っていないことが多い費目(会葬者30名の目安)
費目 目安 なぜ漏れるか
お布施(読経) 15〜50万円 葬儀社の見積書には載らない。金額が明示されないため相場が分からず、菩提寺に直接聞くか、葬儀社に地域の目安を尋ねることになる。通夜・葬儀・初七日でひとまとまり。
戒名料 10〜100万円 位(信士・居士・院号など)で大きく変わる。総額に最も効きうるのに、事前に想定していないことが多い。
納骨・お墓 10〜200万円 葬儀本体より高くなりうる最大の項目。永代供養や樹木葬は10〜50万円、墓石を建てると150〜250万円。既にお墓があっても納骨費用と彫刻料、年間管理料が続く。
火葬料 0〜10万円 自治体によって無料〜数万円と差が非常に大きい。住民でない場合は数倍になる。「葬儀一式」に含まれないことが多い。
搬送・安置とドライアイス 4〜16万円 病院から数時間以内の移動を求められるため、選ぶ時間がないまま最初の業者に頼むことになりやすい。火葬場が混んでいると安置日数が延び、そのぶん自動的に増える。
通夜振る舞い・精進落とし 1人 3,000〜8,000円 会葬者数が読めないまま人数を決めるので、余るか足りないかになりやすい。
返礼品・会葬御礼 1人 1,000〜3,000円 当日返しの品。後日の香典返しとは別物なので二重にかかる。
香典返し(後日) 香典の3分の1〜半額 四十九日のあとに送る。香典を「収入」と考えていると、半分近くが後から出ていくことを見落とす。
四十九日・一周忌などの法要 1回 5〜20万円 お布施、会場、会食、引き物。三回忌・七回忌と数年おきに続く。
遺品整理・住まいの片付け 10〜80万円 賃貸なら退去期限があるため急がされる。持ち家なら空き家のまま固定資産税と管理費が続く。距離が遠いほど、通う交通費も含めて重くなる。
お車代・御膳料・心付け 1〜5万円 僧侶の送迎をしない場合のお車代、会食を辞退された場合の御膳料。すべて現金・新札で当日必要。
相続の手続き費用 5〜50万円 不動産の名義変更(登録免許税+司法書士報酬)や相続税の申告(税理士報酬)。相続登記は義務化されており、放置すると過料の対象になりうる。
葬祭費・埋葬料 3〜7万円(戻る) 国民健康保険なら葬祭費、健康保険なら埋葬料。申請しないと1円も出ないうえ、時効がある。

並べていて重かったのは、亡くなった人の口座は凍結されるということ。 当座の支払いは遺族の手元資金から出す前提になる。仮払いの制度はあって、 預金額 × 1/3 × 自分の法定相続分までは家庭裁判所を通さずに引き出せる (ただし金融機関ごとに150万円が上限で、戸籍一式を揃える手間はかかる)。 金額より先に、誰がいつ立て替えるかの問題になる。

大きいものは上のボードに入れてある。抜けはまだあるはずなので、 「kakeru で開く」から自分のぶんを足す。というより、足すものが出てきた時点で このメモの役目は済んでいる。

条件を変えるとどう動くか


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