活用例 · お金 · 2026-08-03 更新

ペットを飼う生涯費用

迎えるときの値段は、生涯費用のわずか7%だった。重心はぜんぶその先にある。

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初期値(中型犬または猫・15年)だと生涯499万円=月あたり27,722円。 ただしこれは15年ならした数字で、実際には若いうちは安く、シニア期に跳ね上がる。 後半に向けて増える形として見るほうが実態に近い。打ち込んだ数字は ブラウザの中だけで完結する(サーバーが無いので送信されない → プライバシーポリシー)。

このボードの考え方

ペットの費用は周期が4種類あって、そのままでは比べられない。 そこで「一緒に暮らす年数」を起点にして、全部を生涯の総額に揃えた。

内訳は毎月ぶんが47%、数年ごと・最後が25%、毎年ぶんが22%で、 迎えるときはたったの7%。飼う前に見るべき数字は、たぶん値札のほうではない。

見落としがちな費目

ただし網羅ではない。「あ、これもあった」で出てきたぶんを並べただけなので、 抜けはある。読んでいて「うちだと◯◯もあるな」が浮かんだら、そっちのほうが大事。

金額は中型犬または猫1匹・15年の目安(2026年8月時点)。犬種・体格で医療費とフード代が大きく変わる。

飼う前に知っておきたい費目(15年の目安)
費目 目安 なぜ漏れるか
シニア期の医療・介護 年5〜30万円 生涯費用の山は最後の2〜3年に来る。慢性疾患の投薬が毎月続き、通院が週単位に。介護用ハーネス、おむつ、在宅点滴。仕事を早退する回数も増える。
通院・治療費 年0〜10万円 動物医療に公的保険はなく全額自己負担。人間の感覚だと1桁違って感じる。皮膚炎や下痢のような「よくあること」でも1回5,000〜15,000円。
手術・入院 10〜60万円 誤飲の開腹、腫瘍摘出、骨折。数十万円の判断を数日で迫られる。この一撃に備えられるかが、保険に入るか貯めておくかの判断そのもの。
ペット保険 月2,000〜8,000円 年齢とともに上がり、シニア期には倍以上。新規加入には年齢上限があり、持病があると入れない。入るなら若いうちに決める種類の費用。
賃貸のペット可上乗せ 月3,000〜15,000円 家賃差に加えて敷金が1か月ぶん上乗せ、退去時の原状回復も重くなる。15年で見ると生体価格より大きいのに、まず数えられない。
ペットホテル・シッター 1泊5,000〜10,000円 旅行や帰省のたびにかかるので「旅行の費用」に現れ、ペットの費用として数えられない。帰省の多い家庭ほど効く。
歯石除去・歯科処置 3〜10万円/3年ごと 全身麻酔をかけるためこの規模になる。放置すると抜歯や内臓疾患につながるので、いつかは通る道。
フィラリア・ノミダニ予防 年1〜3万円 蚊のいる時期に毎月投薬するのでシーズンで5〜8回ぶん。体重で薬価が変わり、投薬前に血液検査も要る。
トリミング 月5,000〜15,000円 毛が伸び続ける犬種では15年で100万円を超える固定費。犬種選びの段階で効く。
避妊・去勢手術 2〜7万円 メスの避妊のほうが開腹するぶん高い。自治体の助成がある地域も。術前の血液検査が別料金のことがある。
犬の登録・狂犬病予防注射 年3,500〜7,000円 法律上の義務なので選択の余地がない。登録は生涯1回、注射は毎年。
家具・建具の修繕 0〜20万円 壁紙、網戸、フローリングの傷、噛まれたコード。賃貸なら退去時にまとめて請求される。
火葬・供養 1.5〜8万円 個別火葬か合同か、立ち会うかで変わる。最期に落ち着いて選べるよう、相場だけでも先に知っておく価値がある。

保険に入るかどうかは、ここでは決めない。判断材料はひとつだけだと思っていて、 「数十万円の手術を、数日で決断できるか」。即答できないなら保険、 貯蓄で対応できるなら要らない。ただし入れるのは若いうちだけなので、 先送りは実質「入らない」を選んだことになる。

大きいものは上のボードに入れてある。抜けはまだあるはずなので、 「kakeru で開く」から自分のぶんを足す。というより、足すものが出てきた時点で このメモの役目は済んでいる。

条件を変えるとどう動くか


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