活用例 · お金 · 2026-08-03 更新

賃貸の初期費用

敷金・礼金ゼロでも安くならないことがある。何が足されているのか、分解してみた。

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初期値(家賃8万円・共益費5千円)だと、契約時に要る現金が 49万円=家賃の6.1か月分。引っ越しと家具家電まで含めると 80万円。目安としては契約時で家賃の4〜6か月分、総額だと10か月分規模に なることも珍しくないらしい。打ち込んだ数字はブラウザの中だけで完結する (サーバーが無いので送信されない → プライバシーポリシー)。

このボードの考え方

賃貸の初期費用は、大半が家賃の倍数で決まる。だから家賃のカードを 1枚置いて、そこから掛け算で組んだ。列は3つ。

住み始めてからも、更新料と保証会社の年更新を月割りにすると 実質89,167円/月。家賃8万円の部屋、と思っていた額とは違ってくる。

見落としがちな費目

ただし網羅ではない。「あ、これもあった」で出てきたぶんを並べただけなので、 抜けはある。読んでいて「うちだと◯◯もあるな」が浮かんだら、そっちのほうが大事。

金額は家賃8万円・共益費5千円の場合の目安(2026年8月時点)。 地域と物件で慣習が大きく違うので、契約書と重要事項説明で確認。

敷金・礼金の外にある費目(家賃8万円の場合)
費目 目安 なぜ漏れるか
入居月の日割り家賃 0〜8.5万円 前家賃(翌月分)とは。月初に入居すると1か月分近く上乗せになるので、入居日を数日ずらすだけで初期費用が変わる。
保証会社の利用料 家賃の0.5〜1か月分 連帯保証人を立てられても必須の物件が増えている。しかも年1万円前後の更新料が毎年かかる契約が多い。
鍵交換費用 1.5〜3万円 防犯上は妥当だが、見積書の最後に静かに載っている項目の代表格。
室内消毒・抗菌施工 1〜2.5万円 任意のオプションであることが多いのに初めから見積書に入っている。必須かどうかを聞くだけで外れることがある。
24時間サポート 1.5〜2万円 これも任意のことがあり、年ごとの更新がある契約も。内容と必要性を確認する価値がある。
火災保険(家財保険) 1.5〜2.5万円/2年 契約とセットで案内されるが、条件を満たせば自分で選んだ保険に替えられることがある。2年ごとの更新で再度かかる。
共益費・管理費の前払い 5,000〜2万円 「家賃◯万円」の広告に含まれていない。毎月の負担も初期費用も想定より増える。
更新料 2年ごとに家賃1か月分 月割りにすると毎月3,000〜4,000円の固定費。そう考えておかないと更新月に家計が崩れる。地域によって慣習が違い、無い地域もある。
カーテン・照明 1.5〜6万円 照明器具が付いていない部屋は珍しくない。カーテンが無いと初日から生活できないので、引っ越し当日までに要る。
ネット回線の工事 0〜4万円 建物に回線が来ていないと工事に1か月待つことも。その間のモバイル回線代も要る。
旧居の不用品処分 5,000〜5万円 粗大ごみの回収は予約が要り、家電リサイクル法の対象は別途料金。直前に慌てると割高な業者になる。
解約予告期間ぶんの家賃 家賃1〜2か月分 多くの契約は1〜2か月前の通知が必要。遅れると旧居と新居の家賃が二重にかかる
短期解約違約金 家賃1〜2か月分 礼金ゼロ・フリーレント付きの物件ほど設定されていることが多い。転勤の可能性があるなら契約前に確認する。
原状回復費・クリーニング 3〜10万円 敷金から差し引かれる。通常の使用による傷み(経年劣化)は本来借主負担ではないが、定額のクリーニング費を特約で定めている契約が多い。入居時の傷は写真に残す

並べていて気づいたのは、見積書のオプションは任意のことがあるという点。 消毒・抗菌施工や24時間サポートは、「これは必須ですか」と一つずつ聞くだけで外れることがある。 必須と言われたらその理由を聞く。「敷金礼金ゼロ」が本当に安いかも、 保証料・消毒・退去時の定額クリーニングまで足さないと分からない。

大きいものは上のボードに入れてある。抜けはまだあるはずなので、 「kakeru で開く」から自分のぶんを足す。というより、足すものが出てきた時点で このメモの役目は済んでいる。

条件を変えるとどう動くか


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