左の列は、見積書や金融機関の案内から拾う数字です。中央の列は、それを上から1行ずつ加えていった合計です。 右の列には、物件価格と頭金を置いています。借入額は、物件価格から頭金を引いて出しています。 左と右の数字を変えると、中央の合計も連動して変わります。
この例(中古マンション 3,000万円・頭金 300万円・借入 2,700万円)では、物件価格のほかに必要な資金が 327万円、頭金と合わせた自己資金が 627万円 になります。 平均額ではなく、一例です。
このボードは、税額を細かく出すためのものではありません。軽減措置の条件や、自治体ごとの違いは含めていません。 何にお金がかかるかを一覧にすることが目的なので、金額は目安です。
このボードの考え方
住宅の購入費用は、いつ、何のために払うかで3つに分けると組み立てやすくなります。 ボードでは、次の順に合計しています。
- 購入諸費用 — まず仲介手数料です。物件価格 × 3% + 6万円に、消費税 10% を加えています。 この例では 105.6万円で、諸費用の中でいちばん大きな1件です。 これに「税・登記など」の 44万円を加えます。内訳は、印紙税 3万円・登記費用(登録免許税と司法書士報酬)35万円・ 固定資産税と都市計画税の日割り精算 6万円・不動産取得税 0円(軽減で0円になる場合)です。 購入諸費用は 149.6万円です。物件価格に連動する部分があり、ローンとは別に自己資金で払います
- ローン関連 — 保証料 0円(金利に上乗せする型の場合)と、火災保険・地震保険(5年分)18万円で 18万円です。 さらに、事務手数料として借入額 × 2.2% を加えています。この例では 59.4万円で、借入額に比例します。 どれも、金融機関を選んだ時点で決まる費用です。ここまでの諸費用の合計は 227万円です
- 入居費用 — 引っ越し・カーテンや照明やエアコン・家具と家電・入居前の細かい工事です。 この例では 100万円(ボード3)。見積書には出てきませんが、住み始めるまでに出ていく費用です。 これを加えると、物件価格のほかに必要な資金は 327万円です
最後に頭金 300万円を加えたものが、用意する自己資金の合計 627万円です。 この例では、諸費用も入居費用も、ローンとは別に手元の資金から払う前提にしています。
諸費用は物件価格の何%か
諸費用の目安は、新築マンションで3〜5%、中古で6〜9%、注文住宅で10%前後と幅があります。 この例の諸費用(購入諸費用とローン関連)は 227万円で、物件価格 3,000万円の約7.6%です。
諸費用をローンに含められる商品もあります。その場合、借入が増えるぶん、総支払額も増えます。
住み始めてから毎月かかる費用
買うときの費用とは別に、住み始めてから毎月出ていく維持費があります。 ボード2では、管理費 13,000円・修繕積立金 11,000円・駐車場 15,000円に、 固定資産税(年 120,000円)を12で割った額を加えています。この例では毎月 49,000円です。