CalcAnyway · 使い方ガイド · 2026-09-27 更新

入力の種類 — 数値入力・±ボタン・スライダー

CalcAnyway の入力カードは、自分で変える数を置くカードです。 数の変え方を、数値入力・±ボタン・スライダーの3つから選べます。 このページでは、表示の切り替え方、範囲と刻み、単位と表示の桁、値の記録を説明します。 下のボード1では、1,200円の品物を 3個、10% 引きで買うときの支払額が 3,240円 と出ています。

ボード1

CalcAnyway で開く ↗

この画面でも数字を変更できます。ただしここでの変更は保存されません。 変更した状態を残したいときは、「CalcAnyway で開く」から開いて編集してください。

左の3枚が入力カードです。上から、単価は数値入力、個数は±ボタン、割引はスライダーで表示しています。 右の支払額は、3枚の値から計算するカードです。どの入力カードの値を変えても、支払額が連動して変わります。

たとえば、個数の + を1回押すと 4個になり、支払額は 4,320円です。 個数を 3個に戻し、割引のつまみを右へ動かして 20% にすると、支払額は 2,880円です。

入力カードを置く

画面左上の「カードを追加」のボタン(四角の中に +)を押すと、置けるカードの一覧が開きます。 一覧の「動かして試す数」(入力)を押すと、入力カードが1枚置かれます。

置いたばかりの入力カードは、数値入力の表示で、値は 0 です。 スライダーに切り替えたときの範囲は 0〜100、刻みは 1 です。 カードの上の名前の欄に「単価」のような名前を書くと、ほかのカードの式の中でも、その名前で表示されます。

表示を切り替える

入力カードの上部には、「● 記録」のボタンと、表示を選ぶ欄があります。 この欄を開くと、「数値入力」「±ボタン」「スライダー」の3つから選べます。 切り替えても、カードの値はそのままです。変わるのは、値の変え方と見た目です。

  • 数値入力 — 大きな欄に、数を直接入力します。小数や負の数も入ります。
  • ±ボタン — 「−」「+」を押すたびに、刻みの分だけ値が変わります。まん中の欄に直接入力することもできます。
  • スライダー — つまみを左右に動かして、値を変えます。つまみの両側の小さな欄は、左が最小値、右が最大値です。

割引を 10% に戻し、単価のカードを「±ボタン」に切り替えると、+ を1回押すごとに 100円ずつ増えます。 + を1回押して 1,300円にすると、支払額は 3,510円です。

最小値・最大値と刻み

最小値と最大値は、スライダーのつまみが動く範囲です。 ボード1の割引は 0〜50% で、刻みは 5 です。つまみで選べるのは、0・5・10 … 50 のように、5 ごとの値です。 ±ボタンで1回に変わる幅にも、同じ刻みが使われます。ボード1では、個数が 1、単価が 100 です。

スライダーの両側の欄に数を入れると、最小値と最大値を変えられます。 最小値に最大値より大きい数を入れると、最大値は「最小値 + 100」に変わります。 刻みを変える欄は、入力カードにはありません。

範囲の外の値を入れたとき

最小値と最大値が決めるのは、つまみが動く範囲だけです。 数値入力や±ボタンで入れた値は、範囲の外でもそのまま使われます。

単価を 1,200円に戻し、割引のカードを「数値入力」に切り替えて 60 と入れると、割引は 60% として計算されます。 支払額は 1,440円です。

このあと「スライダー」に戻すと、カードには 60% と出たままで、つまみは右端にあります。 つまみを動かすと、値は 0〜50% の中の値になります。 最大値を、いまの値より小さい数に変えたときも、値はそのままです。 ±ボタンも範囲では止まらず、0 のときに − を押すと −1 になります。

スライダーの範囲より大きい値を使うときは、数値入力に切り替えて入れるか、右の欄で最大値を広げます。

三角形の面積の記事のボードには、入力カードとは別の「スライダー」のカードがあります。いまの「カードを追加」の一覧には出ない、以前からあるカードです。 このカードには「刻み幅」の欄があり、刻みを変えられます。 最大値をいまの値より小さくすると、値も最大値まで下がります。

単位と、表示する桁

入力カードの単位(円・個・% など)は、値の横に表示されます。 単位は表示だけで、計算には使われません。ボード1の割引は 10 という数で、式の中で 100 で割っています。

計算カードの単位と小数桁は、画面下の電卓から選びます。

  1. 電卓がたたまれているときは、「電卓を広げる」(上向きの矢印)を押して開きます。
  2. 計算カードを選ぶと、電卓の表示に、そのカードの名前と式が入ります。
  3. 表示の左下にある「単位・小数桁」のボタンを押すと、「単位」と「小数桁」の選択肢が出ます。
  4. 選んでから「確定」を押すと、カードに反映されます。

単位は「なし」「円」「%」「個」などから選べます。「その他」を選ぶと、「円/月」のように自由に書けます。 小数桁は「自動」と 0〜4 から選べます。 この欄が使えるのは計算カードで、入力カードの単位は、ここでは変わりません。

ボード2

CalcAnyway で開く ↗

この画面でも数字を変更できます。ただしここでの変更は保存されません。 変更した状態を残したいときは、「CalcAnyway で開く」から開いて編集してください。

ボード2は、10,000円を 3人で分けるボードです。 中央の2枚は同じ式(合計 ÷ 人数)で、上は小数桁が「自動」、下は「0」です。 上は 3,333.333333円、下は 3,333円と出ます。

右の「人数分に戻す」は、下のカードの値に人数を掛けています。結果は 9,999円ではなく、10,000円です。 小数桁が変えるのは表示だけで、次のカードには、丸める前の値が渡されるからです。 計算の途中で丸めたいときは、式の中で丸める関数を使います(式の書き方と関数)。 人数を 4人にすると、上も下も 2,500円になります。

小数桁は、ボード全体とアプリ全体にも決められます。 ☰ メニューの「小数桁(このボード)」と「小数桁の既定(アプリ)」です。 カードで決めた桁がいちばん優先され、次にボード、次にアプリの順です。

値を記録する

入力カードの「● 記録」を押すと、記録がオンになり、そのときの値が1つ記録されます。 オンのあいだは、値を変えるたびに、新しい値が記録されます。同じ値が続いたときは、記録は増えません。 記録が2つ以上になると、カードの下に小さな折れ線が出ます。

記録のある入力カードを選んで「可視化」を押すと、候補に「記録の推移」が出ます。 これを選ぶと、記録した値を日付と一緒に折れ線で表示するカードが置かれます。

もう一度「● 記録」を押すと、記録はオフになります。それまでの記録は消えずに残ります。 記録はボードと一緒に保存され、新しいほうから 1,000件まで残ります。 記事に埋め込んだボードで記録した値は、保存されません(保存・共有・埋め込み)。

どの表示を使うか

  • 数値入力 — 見積書や明細の金額のように、決まった数をそのまま入れるとき。
  • ±ボタン — 人数・個数・回数のように、1つずつ変える数。刻みが 100 なら、100 ずつ変えられます。
  • スライダー — 率や長さのように、範囲の中で動かして、結果の変わり方を見るとき。範囲の外の値を使うときは、数値入力に切り替えます。

この操作を使っている記事

うまくいかないとき

  • つまみが右端から動かない、または表示の数とつまみの位置が合わない — 値がスライダーの範囲の外にあります。カードに出ている数を確かめ、最大値を広げるか、数値入力に切り替えます。
  • 入力カードの単位を変える場所が見つからない — 電卓の「単位・小数桁」で変えられるのは、計算カードの単位です。入力カードの単位は、そこでは変わりません。
  • 小数桁を 0 にしたのに、次のカードの結果が丸めた値から計算されていない — 小数桁は表示だけを変えます。丸めた値で計算を続けるときは、式の中で丸めます。
  • 記事のボードで切り替えた表示や記録が、開き直すと元に戻っている — 記事に埋め込んだボードでの変更は保存されません。「CalcAnyway で開く」から開いたボードで変えると、その端末に保存されます。

次に読む — 可視化 入力を変えたときの結果を、グラフや曲線、感度の棒で見る方法を説明しています。


使い方ガイドの目次へ →