左の2枚は入力カードで、総費用と人数を入れています。 右の3枚は計算カードです。カードの上の段が式、点線の下が計算の結果です。 「1人あたり」の式は 総費用 ÷ 人数 で、87,000 ÷ 24 は 3,625円です。 「会費(百円単位)」は、それを ceilto で百円単位に切り上げた 3,700円です。 「集まる額」は 会費 × 人数 の 88,800円で、総費用より 1,800円多くなります。
人数を 25 にすると、1人あたりは 3,480円、会費は 3,500円、集まる額は 87,500円になります。 総費用との差は 500円です。 式の中の「総費用」「人数」のような青い札が、ほかのカードの値を使っている部分です。
式を書く
計算カードの上の段(点線の上)を押すと、式を編集できます。 パソコンでは、キーボードからそのまま入力できます。Enter を押すと式が確定し、結果が計算し直されます。
画面の下の電卓からも入力できます。スマートフォンでは、式を押すと電卓が開きます。 電卓の「確定」を押すと式が決まり、「キャンセル」を押すと編集する前の式に戻ります。 電卓の上にある ︿(電卓を広げる)を押すと、かっこ・累乗・関数のキーが並びます。
掛け算と割り算は、* と / でも、× と ÷ でも書けます。
カードの上では、どちらも × と ÷ で表示されます。
小数点は「.」です。関数の外なら、1,000+1 のように桁区切りの「,」を書いても 1,001 と計算されます。
ほかのカードの値を使う(参照)
式の中で、ほかのカードの値を使うことを参照と呼びます。 参照は、式の中にカードの名前の札として表示されます。名前のないカードは「#1」のようなカードの番号で表示されます。 名前の欄でカードの名前を変えると、式の中の札も同じ名前に変わります。 参照しているカードの値が変わると、式の結果も自動で計算し直されます。
線でつないで参照を加える
カードを選ぶと、右端に○が出ます。この○を、式を書きたいカードまでドラッグします。 離すと「演算子を選ぶ」の小さな画面が開き、「足す(+)」「引く(−)」「掛ける(×)」「割る(÷)」が並びます。 選んだ記号と参照が、式の最後に加わります。
式が空のカードにつなぐときは、「足す(+)」を選ぶと、式は参照の札だけになります。 「掛ける(×)」を選ぶと、式が「× 人数」のように記号から始まるので、計算できません。
カードを選ぶと、つながった線の上に、記号の丸と赤い × が表示されます。 記号の丸を押すたびに、式の中の記号が × → ÷ → + → − の順に切り替わります。 いちばん最初の参照の丸は + と − の切り替えで、− にすると、その値を引く形(− 人数 …)になります。 赤い × を押すと線が消え、式からもその参照と記号が消えます。
式の中で参照を入れる
式を編集しているときに [ を入力すると、「参照するカード」の一覧が開きます。
続けてカードの番号を入力すると、候補が絞られます([4 なら #4 のカード)。
一覧からカードを選ぶと、その位置に参照の札が入ります。
電卓の式の欄の左にある鎖の印(他のカードの値を参照)を押しても、同じ一覧が開きます。
参照すると循環してしまうカードには、一覧で「(循環になります)」と表示されます。 循環とは、A の式が B を使い、B の式が A を使っているような状態で、答えが決まりません。
参照を別のカードに差し替える
札を押しても、参照先は変わりません。差し替えるときは、式を編集して、札のすぐ後ろで Backspace(電卓では ⌫)を押します。
札が1つ消えるので、同じ位置で [ を入力し、新しいカードを選びます。
確定すると、線も新しいカードからの線に変わります。
ハワイ旅行費用の記事の TIPS で、泊数の代わりに日数のカードを参照させているのも、この操作です。
演算子と記号
式は、ふつうの計算と同じ順番で計算されます。掛け算・割り算は、足し算・引き算より先です。
| 記号 | 意味 | 例と結果 |
|---|---|---|
+ − | 足す・引く | 5−3 → 2 |
×(*) | 掛ける | 3×4 と 3*4 は同じで、12 |
÷(/) | 割る | 8÷2 → 4 |
^ | 累乗。右から計算します | 2^10 → 1,024、2^3^2 → 512 |
( ) | 先に計算するところを囲みます | (1+2)×3 → 9 |
% | パーセント(下の節) | 10% → 0.1 |
, | 関数の中で、数と数を区切ります | roundto(3456, 2) |
! | 階乗。0 以上の整数だけ(170 まで) | 5! → 120 |
° | 度。角度の単位が RAD のときも、度として計算します | sin(90°) → 1 |
e(数字に続けて) | 10 の何乗かを添える書き方(指数表記) | 2e3 → 2,000 |
いくつか、書き方で結果が変わるところがあります。
-2^2は −4 です。累乗が先に計算されます。−2 の2乗にするときは(-2)^2と書き、4 になります。- 数のすぐ後ろに書いたかっこや π は、掛け算になります。
2(3+4)は 14 です。 - このまとまりは、割り算より先に計算されます。
6÷2πは 6÷(2π) で、0.95493 です。
% は、前の数に対する割合になる
% は数の後ろに付けます。どう計算されるかは、その前にある記号で変わります。