活用例 · 学習
算数・理科をボードで
答えを出すためではなく、なぜそうなるかを動かして見るために。
この棚(学習)に入っているのは、いまのところ算数と理科の計算です。 教科で分けていないので、名前は広めにしてあります。
電卓は答えを出したら終わりですが、kakeru はカードを繋いだまま置いておけます。 分子を書き換えるとテープ図が変わる、底辺のスライダーを動かすと図形と面積が同時に動く、 点数を1つ変えると柱状図と中央値が別々の動き方をする。 数字と図が繋がったまま動くので、公式の外側にある「なぜ」を触れます。
ここに置いてあるのは、大人が算数と理科を並べ直してみた記録です。 教えるためのものではありませんし、学校の説明の代わりにもなりません。 ただ、自分で並べ直すと「分かっているつもりだった」ところが何か所か出てきたので、 その引っかかりのほうを主役にして書いています。
算数と理科を分けていないのは、分ける線が引けなかったからです。 速さと人口密度は算数(単位量あたりの大きさ)、濃度は算数の割合でも理科の水溶液でもあり、 てこは理科。どちらの棚に置いても半分は嘘になるので、まとめてあります。
記事
分数のきほん
1つの数なのに数字が2つ見える。約分・帯分数・テープ図が同時に動く。
あまりのあるわり算
答えが2つあるように見える。たしかめの式は確認ではなく定義だった。
がい数(およその数)
同じ34,567から4つの答えが出る。どれを使うかは計算では決まらない。
図形の面積
なぜ三角形だけ÷2なのか。スライダーで動かすと半分の関係が見える。
単位の換算
どっちに掛けるか毎回止まる。カードが係数を隠さないと止まらない。
データの活用
点数を1つ極端にすると、平均は動いて中央値は粘る。
単位量あたりの大きさ
速さも密度も人口密度も燃費も、式は全部おなじ A÷B だった。
濃度
わる相手は「水」ではなく食塩水ぜんたい。水を足すと分母だけ増える。
てこのつり合い
重いほうが下がるとは限らない。60g×20cm と 40g×30cm はつり合う。
オームの法則
抵抗を足したのに減る。並列は必ず一番小さい抵抗より小さくなる。
ここに無いもの
計算だけです。理科と書いてありますが、実験・観察・生物・天体・天気は ありません。kakeru は電卓なので、扱えるのは数で表せるところだけです。 「理科」を期待して来られた場合、その半分ぐらいはここに無いことになります。
範囲はいまのところ小学校〜中学のはじめあたり。方程式・関数のグラフ・ 確率などもこの棚に足していける形にしてありますが、まだありません。
ドリルや採点もありません。kakeru は電卓であって学習アプリではないので、 出題・採点・進捗管理は持たない方針です。ここにあるのは「動かして見る盤面」だけです。