CalcAnyway · カード事典 · 2026-09-27 更新

グラフ — 数を図にして、大きさ・割合・増減をくらべるカード

CalcAnyway の「カードを追加」を押して「グラフ」を開くと出る、7種類のカードです。 どれも、つないだカードの数字を図にします。元の数字を変えると、図も連動して変わります。 たとえばボード1では、旅行の交通費 40,000円・宿泊費 45,000円・食費 15,000円を、ゲージと100%帯グラフにつないでいます。 ゲージは、合計 100,000円が予算 120,000円の 83% にあたることを示します。 帯グラフは、3つの費用の割合が 40%・45%・15% であることを示します。

ボード1

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この画面でも数字を変更できます。ただしここでの変更は保存されません。 変更した状態を残したいときは、「CalcAnyway で開く」から開いて編集してください。

左の3枚は入力カードです。 右上の「予算に対して」がゲージ、右下の「費用の内訳」が100%帯グラフで、どちらにも3枚をつないであります。

  • ゲージは、つないだ値の合計を、カードの上の欄にある目標値で割って、% で示します。この例の目標値は予算の 120,000 です。
  • 帯グラフは、つないだ値の合計を 100% として、それぞれの割合を帯の長さで示します。

宿泊費を 65,000 にすると、合計は 120,000円になり、ゲージは 100% になります。 帯グラフは 33%・54%・13% です。 さらに宿泊費を 75,000 にすると、ゲージは 108% になり、弧と数字がオレンジ色に変わります。

このページの7種類のカードには、次のような共通点があります。

  • 図を描くだけで、ほかのカードに値を渡しません。計算カードの式でこれらのカードを参照すると、「参照先に値がありません」と出ます。
  • つないだカードがエラーのときは、図のかわりに「つないだカードがエラーです」と、そのカードの名前が出ます。
  • リストのカードをつなぐと、リストの行が1つずつ、別々の値として使われます(散布図では、使う列を選びます)。
  • カードの右上にある「⋯」のボタンか、カードの右クリックで開くメニューに、「全画面表示」「グラフを SVG でコピー」「グラフを画像でコピー(枠なし)」があります。
  • カードの右下の角をドラッグすると、カードの大きさを変えられます。

数字のカードを選んで「可視化」を押したときの候補からも、これらのカードを作れます。 どの候補がどのカードになるかは、各カードの節に書いています。 候補の出方は、使い方ガイドの可視化にあります。

グラフ

つないだカードの値を、棒・円・折れ線・ヒストグラム・箱ひげ図のどれかで描くカードです。 値は、つないだ順に並びます。 種類の選び方や、「可視化」から作る方法は、使い方ガイドの可視化の「グラフのカード」にあります。

棒と折れ線では、カードの上の「基準線」で、決めた値の高さに横線を引けます。線には名前を付けられます。 「最大・最小」に印を付けると、いちばん大きい値と小さい値に印が付き、その名前と値がグラフの下に出ます。

次の2つは、グラフのカードだけを使った小さなボードです。 1つ目は、3・9・4・8・6 の5つの値を、つないだ順に折れ線にしています。 2つ目は、20・30・50 の3つの値を、集計のカード(合計 100)と円グラフにつないでいます。円グラフは 20%・30%・50% です。

5つの値を折れ線にしたボードを開く ↗

3つの値を合計と円グラフにしたボードを開く ↗

ゲージ

つないだ値が、目標値の何%にあたるかを、円弧またはバーで示すカードです。 カードを1枚以上つなぎます。2枚以上つなぐと、その合計を使います(ボード1)。 目標値は、カードの上の欄に数字で入れます。「カードを追加」から置いたときは 100 です。

  • % は整数に丸めて出します。100% にわずかに届かないときは 99%、0 より大きく 0.5% に届かないときは「<1%」と出ます。
  • 100% をこえると、弧はいっぱいのままで、弧と数字がオレンジ色になり、実際の割合が出ます。
  • 値がマイナスのときは、弧は空のままで、マイナスの割合が出ます。目標値が 0 以下のときは 0% です。
  • カードの上で、形(「円弧」「バー」)と色を選べます。

現在と目標のカードをつなぐと、そのカードの現在と目標から % を出します。 このとき目標値の欄には、つないだカードの目標が入り、ゲージの側では変えられなくなります。 最小・現在・最大のカードをつなぐと、最小から最大までのうち、現在がどこまで来ているかを % で示します。

「可視化」では、数字のカードを1枚選んだときの候補「目標に対して」で、目標値 100 のゲージができます。 2枚を選んだときの「達成率」では、計算カード「達成率%」とゲージの2枚ができます。

次のボードは、同じ組み立てを式で書いたものです。 現在 x と目標 g から、計算カードで進捗 100 × x ÷ g と残り g − x を出し、進捗をゲージにつないでいます。 ゲージの目標値は 100 なので、進捗の値がそのまま % になります。 x が 65 のとき、ゲージは 65%、残りは 35 です。

進捗をゲージで示すボードを開く ↗

散布図

2つの数の組を点にして、横(X)と縦(Y)の関係を見るカードです。 カードをつなぐと、散布図の上に「X」「Y」のボタンが出て、押したほうの軸に値が入ります。

  • X の1枚目と Y の1枚目で1つの点、2枚目どうしで次の点というように、つないだ順に組になります。組になる相手のない値は、点になりません。
  • 2列以上あるリストのカードをつなぐと、行が1つずつ点になります。カードの上の2つの欄で、X と Y に使う列を選べます。
  • XY座標のカードは、1枚で1つの点になります。
  • 軸の両はしに、値の最小と最大が出ます。軸の名前は、X と Y の1枚目のカードの名前(リストでは列の名前)です。

「回帰直線」に印を付けると、点の並びにいちばん近い直線(回帰直線)が点線で引かれ、その式と相関係数 r が出ます。 r は −1 から 1 までの値です。1 に近いほど点は右上がりの直線に近く並び、−1 に近いほど右下がりの直線に近く並びます。 点が1つだけのときは、「直線は引けません(点が足りない)」と出ます。

ボード2

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ボード2は、6日分の最高気温(℃)とアイスの売上(個)のリストを、散布図につないだ例です(数字は例として作ったものです)。 気温が高い日ほど売上が多く、点は右上がりに並びます。 回帰直線の式は y = 9.333x − 100、相関係数は r = 0.992 です。 リストの数字を変えると、点と直線も連動して変わります。

入力カードや、数字だけを書いた計算カードからできた点は、ドラッグして動かせます。 動かすと、もとのカードの数字が書き換わります。リストの行からできた点は動かせません。 次のボードは、6枚の計算カード(x₁〜x₃ と y₁〜y₃)から、3つの点を置いたものです。

6枚のカードから3つの点を置いたボードを開く ↗

「可視化」では、2列以上あるリストのカードを1枚選んだときの候補「散布図(列×列)」で、このカードができます。

100%帯グラフ

つないだ値の合計を 100% として、それぞれの割合を1本の帯で示すカードです。 カードを1枚以上つなぎます。帯はつないだ順に左から並び、帯の下の一覧に名前と % が出ます(ボード1)。

  • % は整数で、足すとちょうど 100% になるように丸めます。
  • 帯の細い部分には、帯の中に % を書かず、下の一覧にだけ出します。
  • マイナスの値があると、「100% 帯グラフは負の数を描けません」と、そのカードの名前が出ます。すべて 0 のときは、「合計が 0 なので、割合を描けません」と出ます。

「可視化」では、値がどれも 0 以上で1列のリストのカードを1枚選んだときの候補「割合(帯)」で、このカードができます。

レーダー

3つ以上の値を、中心から伸びる軸に1つずつとり、点を結んだ多角形で示すカードです。 カードを3枚以上つなぎます。2枚までのときは、「3枚以上つないでください」と出ます。 つないだ順に、いちばん上の軸から時計回りに並び、軸の先にカードの名前と値が出ます。

  • 「最大」は、外側の輪にあたる値です。空欄(「自動」)のときは、つないだ値のうち、いちばん大きい値になります。
  • 「段階」は目盛りの輪の数で、3・4・5・10 から選べます。輪には、その位置の値が書かれます。
  • 「最大」をこえる値は外側の輪の上に、マイナスの値は中心に置かれます。軸の先の数字は、つないだ値のままです。

ボード3

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この画面でも数字を変更できます。ただしここでの変更は保存されません。 変更した状態を残したいときは、「CalcAnyway で開く」から開いて編集してください。

ボード3は、5教科の点数の例です。国語 80点・数学 65点・英語 90点・理科 70点・社会 75点をつないでいます。 「最大」を 100、「段階」を 5 にしているので、輪は 20点ごとです。 数学を 85 にすると、右上の点が外側へ動きます。

「可視化」では、0 以上の値のカードを3枚以上、ドラッグで囲んで選んだときの候補「特性の形」で、このカードができます。

ウォーターフォール

いくつかの増減を順に積み重ねて、最後にどこに着くかを示すカードです。 つないだ順に、左から棒が並びます。1枚目も増減の1つとして、0 から積み上げます。 増えた分は緑、減った分は赤で、いちばん右の青い棒が「合計」です。 棒の上には +25 や −8 のような増減が、下にはカードの名前が出ます。長い名前は、途中から「…」になります。

ボード4

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この画面でも数字を変更できます。ただしここでの変更は保存されません。 変更した状態を残したいときは、「CalcAnyway で開く」から開いて編集してください。

ボード4は、1か月の収支の例で、単位は万円です。支出はマイナスの数で入れています。 給料 25万円から、家賃 8万円・食費 5万円・光熱費 1.5万円・その他 4.5万円を引くと、合計は 6万円です。 光熱費を −3.5 にすると、合計は 4万円になります。

次のボードは、出発点の 100 に +30・−20・+10 を順に積んだものです。合計は 120 です。

100 に増減を3つ積んだボードを開く ↗

「可視化」では、プラスとマイナスの値が混じったカードを2枚以上選んだときの候補「増減のながれ」で、このカードができます。

面積

2つの値を横と縦にした長方形を描き、2つを掛けた値を「=」のあとに出すカードです。 かけ算を長方形の面積で表す図(面積図)として使えます。

  • カードを2枚つなぎます。1枚目が横で、長方形の下に名前と値が出ます。2枚目が縦で、左に出ます。3枚目からは使いません。
  • 1枚だけのときは、「2つのカードをつないでください」と出ます。
  • 長方形はカードに収まる大きさで描きますが、横と縦の比は、値の比のままです。
  • マイナスの値も、長方形は同じ形で描きます。「=」のあとの値はマイナスになります。

「=」のあとの値は、ほかのカードから参照できません。 面積を次の計算に使うときは、計算カードで掛け算を書きます。

次のボードでは、横 6m・縦 4m の花だんをつないでいて、「= 24」(24m²)と出ます。 横を 9 にすると、「= 36」です。

横と縦から面積を描くボードを開く ↗

「可視化」では、どちらもプラスの値のカードを2枚選んだときの候補「面積でくらべる」で、このカードができます。

このページのカードを使っている記事

  • 在庫日数の計算 — グラフの折れ線で、在庫が1日ずつ減っていく様子や、レジの列の長さを描いています。
  • 平均値と中央値 — グラフのヒストグラムで、点数や貯蓄額の分布を描いています。
  • 太陽系の距離と縮尺 — グラフの棒で、水星・海王星・次の恒星までの距離を並べています。
  • 単位換算 — 面積のカードで、縦と横を cm に直してから面積を出しています。

次に読む — 分析・説明 入力を動かしたときの結果の変わり方を調べるカードや、計算の道筋を文にするカードの説明です。


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